<当社 共同指定管理施設 宮城県女川町 女川温泉ゆぽっぽ からの便りです。>
地域医療の最先端「健康相談会」という草の根活動
震災以降、東北の被災地域で最も人口減少が進み、高齢化率も県内トップクラスにある女川町。
その中心部で震災後に唯一残った建物が現在の「女川町地域医療センター」です。海抜15mの高台に建つ施設は、1階の約2m部分まで津波に飲み込まれたが流されずに残りました。
現在の齋藤センター長は自ら船舶免許を取得し、女川にある出島(いずしま)という離島にまで船を操縦し巡回診療に行かれるという、まさに医者の鑑のような方です。
そのセンター長と意見交換を重ね、二年半前から毎月開催しているのが「地域医療センターゆぽっぽ健康講話・相談会」です。参加者は無料で医師の講話を聴き、何でもゆっくり相談でき、さらに半額で温泉にも入れるという画期的な企画です。
ただでさえ多忙を極める医師の方達の、まさに草の根の地域に寄り添ったボランティア活動に敬服するばかりです。
10/20(土)には、女川にいらした研修医の実習も兼ねて健康相談会を開催することができました。あいにくの荒天で参加者は多くありませんでしたが、話題は大変盛り上がり予定を一時間近く延長して行われました。
これからも町の健康増進施設として、こういった素晴らしい方々とスクラムを組み、地域に貢献して参りたいと思います。





※地域医療センターです。

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