株式会社サンアメニティ

　昨年10月17日に開業した弊社が運営する「大熊町交流ゾーン」が早くも一周年を迎えました。
　そこで開業一周年を記念して10/15（土）～10/17（月）まで三日間に渡って「お客様感謝祭」が開催されました。イベントには町内在住町民（約300名）の三倍となる1000名のお客様が来場されました。
 
　初日のオープニングセレモニーでは、吉田大熊町町長、吉岡大熊町町議会議長、蜂須賀大熊町商工会長からご祝辞を頂戴し、その中で何度も「この一年間の弊社の頑張りに心から感謝している」と激励を頂戴してスタートしました。
 
　未だ町民の9割以上が避難を続けている大熊町ですが、スタッフ手作りの「大熊町名店街」では町外でご商売を復活させている「大熊懐かしの名店の味」を各地から仕入れて販売し大好評を得ました。また、貴重な写真で構成した「大熊町写真展」や子供たちの作品展、数百年前から伝わる伝統芸能などでは目を細める方も多く見受けられました。
 
　15日（土）はよさこい踊りやベリーダンス、そしてあの伝説のグループ「チューリップ」の一員である丹野さんら紫草の花「二胡とピアノコンサート」などで大人の方に大いに楽しんで頂き、夜は両日とも映画の名作上映会も開催されました。
 
　二日目の16日（日）には弊社運営の宮城県白石市で大人気の「おもしろいし市場」のスタッフが、交流と支援を兼ねて物産販売を開催し、産直野菜は完売の大盛況でした。また商工会女性部が名物「小町すいとん」を振る舞って下さり、長蛇の列も出来ました。「アンパンマンショー」では多くの子供連れの親子が集まり、子供たちの「笑顔、笑顔、笑顔」が満開となり、町民の皆様が「震災後こんなに多くの子供たちがこの町にいるのは初めてだよ、いい光景だな～」と口々に話されているのをお聞きし感無量の思いでした。
 
　イベントに足を運んでくださった皆様には改めてお礼申し上げます。今後も大熊町をはじめ浜通り地域の復興と交流促進に向けて、大熊町交流ゾーンスタッフ一同は力を合わせて進んでまいります。