「双葉町産業交流センターで親子イベント(凧あげ)を開催」

2023-05-07 (Sun) 14:44
 復興・創生事業本部(布施賀晶取締役本部長)は、双葉町産業交流センターの指定管理者として、「こどもの日」にちなんで5/3~5/5の三日間「凧揚げ・凧絵付け体験」の親子イベントを開催しました。
 福島の被災地を巡る親子連れなど、三日間で「116組、460名」を超える親子がこのイベントに参加していただき、急遽、福島テレビや読売新聞などの取材も入るほどの賑わいとなりました。
 参加者は、双葉町民で避難先の須賀川市からご自宅の清掃に来られた親子、浪江からいわき市に避難中で双葉町立双葉南・北小学校に通う6年生の親子、大熊町大野小卒で南会津から訪れた福島県職員の親子、浪江町復興の象徴たる酒造会社の社長ご夫妻親子、会津若松から大熊、双葉を家族5人で巡る親子、埼玉からほっと大熊に宿泊して福島を巡る東京電力社員の親子、八王子から福島の被災地を巡る親子、インドから福島を訪れたご夫婦、スイスとノルウェーから親友同士で福島を巡る若者たち、大阪から自転車で福島被災地域を巡るサイクリストなど全国から、海外から、それぞれに想いを抱いた方々でした。
  昨年8月末、11年半の歳月を経てようやく一部避難解除された双葉町にはまだ「子育て世帯」は帰還されていません。その町に多くの親子が訪れ、それぞれの「想いを込めた」凧を双葉の大空に掲げ走り回る子供達の姿を見て、F-BICC内のテナントで会社を経営する地元の社長様から「12年ぶりの光景に胸がいっぱいになった」と感謝のお言葉を頂きました。
 私たちスタッフは、東日本大震災の被災から「復興の最終ランナー」としてスタートした双葉町の指定管理者として、これからも帰還者、そして避難中を含めた地元の方々に少しでも笑顔になって頂けるイベントを開催していきたいと考えています。これからも皆さん、応援よろしくお願いします。
 
双葉町GW1-1
双葉町GWイベント2
双葉町GWイベント3

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